利尻島ヘ行ってきたので写真を貼っていくよ 前編(姫沼、オタトマリ沼、夕日ヶ丘展望台)
7月の上旬に、北海道の最北部に浮かぶ二つの島、利尻島と礼文島を旅してきました。
今回は秀峰、利尻富士(利尻山)があることで知られる、利尻島で撮ってきた写真を貼っていきたいと思います。
フェリーに乗って利尻島へ
利尻に渡るのはもう10年以上ぶりなんだけど、フェリーも新しくなってる。
今回は島内で自由に動きたいので、車も一緒に持っていくことにした。
フェリーから見る稚内のシンボル、防波堤ドーム。
稚内を出航して1時間半くらい。利尻富士の姿が大きく見えてきた。
これほど見事な秀峰が海に浮かんでいるという風景は、なかなか他では見られない。
雲も少なく、その雄大かつ秀麗な姿がくっきり見えている。
姫沼
上陸してからさっそく島内をドライブ。まずは姫沼展望台へ。
ぽっこり突き出したペシ岬や、その向こうに横たわる礼文島を望むことができる。
めちゃいい天気で海もきれい!
森に囲まれた姫沼から望む利尻富士。
少し風があるので、水面がざわざわと波立ってる。
姫沼には周りをぐるりと15分ほどで一周できる木道が整備されているので、てくてくと散策。
こういう木々に囲まれた小さくて静かな湖沼っていいよね。
姫沼の畔に佇んでいたダイサギ。白い羽がまるでドレスのように美しい。
これ105mmで撮ってるんだけど、サギにこんなに近づけたのって初めてかも。
島の鳥はあんまり警戒心ないのかな?
水面の波が少し治まって、一応逆さ富士も見れた。
この季節、姫沼の周りにはさまざまな野の花が咲いている。
これはヨツバヒヨドリの花。
オタトマリ沼
続いて、島の南東部に位置するオタトマリ沼へ。
先程の姫沼よりも広くて開放的な雰囲気。
こちらでも逆さ富士が期待できるんだけど、やっぱり少し波があるので、山の姿がはっきりとは映らない。
オタトマリ沼にも一周できる遊歩道があるので、ぐるっと歩く。
こちらから見ると水面は静かで、周囲の林もくっきり映ってるんだけどなぁ。
利尻富士は南側から見たほうが、ギザギザしていて荒々しい印象。
夕日ヶ丘展望台
島に渡ったその日の夕刻。夕陽を見るために、島の北部にある「夕日ヶ丘展望台」へ。
海に突き出した丘へと登って行くと、西の方向の風景が開けていく。
丘の頂上の展望台からの眺め。雲の下から夕陽が姿を現した。
右手には帽子のような形のポンモシリ島が、その奥には平たく横たわる礼文島が見えている。
後ろを振り返ると、利尻富士やペシ岬、鴛泊の街を一望。
海の上にキラキラと描き出された光の道。
礼文島の向こうに沈んでゆく夕陽。
何度も歓声を上げてしまうような美しい光景。
夕陽を見ようと集まった人達も、言葉にならないような感動的なシーンをただただ見入ってる。
海峡を朱く染めながら、礼文の島影へと隠れていく夕陽。
あー、沈んじゃう。
利尻富士もほんのりと朱く染まっている。
夕陽は沈んでしまっても、夕焼けはこれからが本番。
この日はほどよく雲が出ていたので、空一面が茜色に染まる実に印象的な夕景を見せてくれた。
放射状に伸びていく不思議な雲。
この夕日ヶ丘展望台には50分くらいいたけど、刻々と表情を変えてゆく見事な風景には魅入られっぱなしだった。
島に渡った初日から、これほどまでに素晴らしい夕陽を見れるとはツイてる!
おまけ:うにめし丼とほたてカレー
鴛泊のフェリーターミナル2Fにある「食堂丸善」で食べたうにめし丼。
「全国ご当地どんぶり選手権」(そんなのあるんだw)で2年連続グランプリを受賞したという逸品。
利尻昆布の出汁とウニの煮汁で炊き込んだご飯に、ウニとイクラがたっぷり乗っているという、ビジュアルもたまらない。
ウニと昆布の旨味が詰まったご飯がもう素晴らしく美味しい!!
鴛泊の喫茶店「グランスポット」でいただいたホタテカレー。
ゴロリと大きなホタテのフライが5つものっている。おー、これは豪勢!
カレーもしっかりスパイスの味わいが効いて実に旨い!
というわけで
利尻島には2泊したのですが、今回はその1日目に撮った写真を貼っていきました。
さて、次回は富士野園地、南浜湿原、仙法志御崎公園などを巡った、利尻島の2日目と3日目の写真をお届けしていきたいと思います。
ではでは!
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