旭山公園に桜を見に行ってきた
先月、京都に桜を見に行ってから1ヶ月。
私の住む旭川でも、ようやく桜が満開になったので、有名な旭山動物園に隣接している旭山公園に行ってきました。
「今年は京都で桜を思い切り満喫してきたし、北海道では見に行かなくてもいいかなぁ」とも思ってたんだけど、やっぱりこの北海道にもやっと春が来たってことを実感するためにも、地元の桜も見ておかないとね。
旭山動物園の正門近くの駐車場に車を停めて、桜の木々が並ぶ道を山の上へと登っていく。
レンズを向けているとお散歩中の白黒二匹のスタンダードプードルが横切っていった。
おおう、でけえな、プードルなのに。
札幌あたりまではソメイヨシノも見られるけれど、ここ旭川に咲くのはエゾヤマザクラという品種。
ソメイヨシノと比べると花弁が大きめで色もピンクが濃いめなのが特徴。
うん、ちょうど満開だね。
花が咲くとほぼ同時に葉も出てきてしまうので、見た目の清楚さではソメイヨシノにはちょっと劣っちゃうのは否めないところ。
ま、好みは人それぞれだけどねー。
芝生に座ってお花見を楽しむ人の姿も。
満開だけど、ゴールデンウィーク明けだからか人出は少なめだった。
前日の強風のせいなのか元々こうなってたのか、折れて逆さまになった枝にも健気に咲く桜。
華やかに咲いているのは桜だけでなく、足元に目を移すと可憐な春の花々が。
一本の茎に二輪の花が咲くニリンソウ。この時期はどこにでも群生してる。
おや?カタクリがまだ咲いてる。
この時期だともう数も少ないけれど、淡い青がキレイなエゾエンゴサクも。
オオバナノエンレイソウはまだ咲き始めかな。
この旭山公園には2000本以上のエゾヤマザクラあるとのことなんだけど、実感としてはそんなには多くない感じ。
それでも桜密度の高い場所では、視界いっぱいの桜を楽しむことができる。
春先は可愛らしかったフキノトウも、こんなふうに成長しました。
まだ花は満開なのに、この通りもうかなり葉っぱが大きくなってる。
これがソメイヨシノとの違いのひとつ。
ゴールデンウィーク中は天気の悪い日が続いていたんだけど、この満開のタイミングで晴れてくれて良かった良かった。
桜越しに東旭川の田園地帯を望む。
桜を撮ってたら、コガラちゃんが目の前の枝に止まってくれた。かわいいのう、かわいいのう。
というわけで
春の旭山をのんびり散策して、咲き誇るエゾヤマザクラを鑑賞してきました。
人の手によって造られたソメイヨシノの洗練された美しさとは違い、どこか垢抜けない印象はあるけれど、これはこれで北海道の野生種らしく、北国の春を彩るのに相応しいのかなとも思います。
さて、せっかく旭山まで来たんで、このあとはもちろん動物園へ向かいました。
そのときの様子はまた次の記事で。