初夏のサロベツに行ったときに撮った写真を貼っていくよ
7月の上旬に利尻島と礼文島に行ってきたのですが、島へ向かうフェリーの出る稚内へと向かう途中、サロベツにも寄ってきたので、そのときに撮った写真を貼っていきたいと思います。
苫前グリーンヒルウィンドパーク
留萌から日本海沿いの国道232号線をどんどん北上していくと、右手の丘の上に風力発電の風車が立ち並ぶ苫前グリーンヒルウィンドパークが見えてくる。
オトンルイ風力発電所
さらに海沿いの道を北上し、天塩の街を過ぎて天塩川を渡ったあたりから見えてくる、幌延のオトンルイ風力発電所。
28基の巨大な風車が約3kmにも渡って直線に並ぶという、他では見られないような奇観。
うーん、天気悪くなってきちゃって残念。
下サロベツ原野自然探勝路
湿原に整備された木道を散策することができる。
7月だというのに気温12度くらいしかなくて寒い・・・
もさもさと生い繁るヤマドリゼンマイ。
暗い水面に浮かぶ睡蓮にも似たネムロコウホネの葉。
湿原にはさまざまな植物が生育していて、そのなかには美しい花を咲かせるものも。
紫色の花弁にスッと黄色のラインが入ったカキツバタ。
小さく可憐なトキソウ。
湿原のなかをじっくり探すと、食虫植物のモウセンゴケも見つかった。
サロベツ湿原センターの木道
翌日の朝、「サロベツ湿原センター」の木道から湿原を散策。
昨日は完全に雲の中だった利尻富士がくっきり見えてる!
初夏のサロベツを代表する花、エゾカンゾウ。本州じゃニッコウキスゲと呼ばれてる。
ポスターや絵葉書で、湿原の一面にこの山吹色の花が咲き乱れる様子をよく見るんだけど、その年によって当たり外れが大きいらしく、今年は霜や鹿の食害の影響もあって、それほど咲かなかったみたい。
エゾカンゾウはあんまり咲いてないけど、青空の下で広々した湿原を散策するのは気持ちいい。
木道の向こうに利尻富士。
オロロンライン(道道106号線)
北海道北部の日本海側を走る「オロロンライン」のハイライト、海と原野の間をただひたすら真っ直ぐに続く道。
晴れた日のこの道は北海道最強のドライブコースだよなー。
左手に目を移すと、海の向こうに利尻富士の姿が。
こんなにくっきり見えるほど晴れてくれるとはラッキー!
姿形の美しい山は数あるけど、それが海の上に浮かんでいるってのはなかなかないよね。
このあたりにも数は多くないけどエゾカンゾウが咲いている。
もうすぐあの島へと渡れるかと思うと、心も踊る。
おまけ:「北のにしん屋さん」の羽幌丼
サロベツに行く前に立ち寄った、羽幌にあるお気に入りの海鮮丼屋さん「北のにしん屋さん」の羽幌丼。
ウニ、イクラ、ホタテ、甘エビ、カズノコ、ツブ貝など、10種類以上の具材が山のように丼に盛られて1200円という信じられない安さ!
オロロンライン沿いには安くて美味しい海鮮丼が食べられる店がいろいろあるけど、この店のコストパフォーマンは格別だな。
というわけで
利尻島・礼文島に渡ることがメインのこの旅行では、サロベツはあくまで前座だったんですが、天気にも恵まれて期待していた以上の風景を楽しむことができました。
さて、次回からは、利尻島と礼文島で撮ってきた写真を貼っていきたいと思います。
それでは!