男山自然公園でカタクリの花を見てきたので写真を貼っていく
私が住んでる旭川でも、すっかり雪は溶けてようやく春っぽくなってきました。
桜が咲くまでにはあと数日かかるんですが、それに先がけて北国の春を彩るのが紫色のカタクリの花。
旭川市の郊外、比布町との境界に位置する「男山自然公園」は、北海道最大級のカタクリの群落が見れることで知られています。
ほぼ毎年、春の訪れを実感するために行ってるのですが、今年もカメラを持って出かけてきました。
男山自然公園は、旭川の酒造「男山」が所有する公園。無料で開放されていて、ぐるりと周れる850m+500mの遊歩道が整備されています。
遊歩道の入り口から歩いて行くと、斜面いっぱいにカタクリの花が咲き誇り、丘を紫色に染める華やかな光景が目に飛び込んできます。
ちょうどタイミング良く満開だった。
しおらしく俯きかげんで咲く姿が可憐で可愛らしい。
一本一本は可憐でも、これだけ一斉に咲く様子は圧巻!
横顔もいいけど、真正面から見ても可愛いね。
ほとんどのカタクリが開花していたけど、まだつぼみの花も数本見つけた。その奥ゆかしさが愛おしい。
珍しい白いカタクリの花。毎年同じ場所で見る気がするんで、同じ株から咲いてるのかな?
この男山自然公園では、カタクリ以外にもさまざまな春の花を見ることができます。
カタクリの次に目立つのが、この涼やかなブルーが印象的なエゾエンゴサク。
カタクリの紫との競演もまた見事。
湿地帯にはミズバショウの姿も。
ミズバショウって尾瀬のような山地にいかなきゃ見れないと思ってたんだけど、北海道じゃ普通に平地でも群生してるのが見れる。
キクザキイチゲ。毎年見てるのになかなか名前を覚えられない。
ゼンマイみたいにくるくるしたシダ植物。
緑と鮮やかな黄色のコントラストが目を引くヤチブキ(エゾノリュウキンカ)。
というわけで
北国の遅い春を謳歌するように咲き誇る花々を、ゆっくり鑑賞することができました。
この男山自然公園にはカタクリの咲く4月下旬にばかり行ってるんだけど、5月上旬頃にはニリンソウやオオバナノエンレイソウなど、また違った花々が咲き乱れるそうなんで、また見に行ってみたいなー、と思っています。
ではでは!