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旅先で撮ってきた写真を貼っていくよ

伊予灘に浮かぶ「猫島」、青島に行ったので写真を貼っていくよ

5月に愛媛県を旅行してきたのですが、そのときに「猫島」として知られる青島に行ってきました。

青島は伊予灘に浮かぶ周囲約4kmの小さな島。人口はわずか十数人で、宿泊施設はおろか食堂や自動販売機すらありません。

この小さな島に100匹以上の猫が暮らしているということがネットでも話題となり、今では猫好きの観光客が次々と訪れるようになっているのだとか。

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青島へは、予讃線伊予長浜駅のすぐ近くにある長浜港から、定期旅客船「あおしま」に乗って向かいます。

船は1日2往復しかないんだけど、午前の便で訪れると約8時間、午後の便だと約1時間の滞在となります。さすがに8時間もいるのは難しいので、午後の便を選ぶことに。1時間じゃ物足りないような気もするけど。

往復の運賃は1360円。定員はわずか34名で、もちろん島民の方が優先なので、休日などは早めに並ばないと乗れないこともあるんだとか。

この日は平日だったので満席にはなりませんでしたが、私達の他にも観光客が10人以上乗っていました。

定期旅客船「あおしま」時刻表及びアクセス

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離島へ向かう船に乗るのって、心躍るものがあるよなー。

瀬戸内だし天気も穏やかだったので、小さな船と言えども揺れは少なく、船酔いする心配もなさそう。

 

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35分ほどで青島に到着。

さすが猫島、フェリーを降りるとさっそく2匹の茶トラちゃんがお出迎え。

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船着場から港の前の集落へ。

島の人達が井戸端会議する傍らで、たくさんの猫がたむろしている。

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この島では決まったエサ場でなら、猫にエサをあげてもいいんだとか。

エサ場は港から少し離れてるんだけど、人も猫もそちらへ向かって歩いて行きます。

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「エサもらいに行くニャ」「ウチも行くニャ」

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エサ場にはさらにたくさんの猫たちが、観光客の与えるエサに群がっています。

去年行った台湾の猫村(猴硐)よりも、遥かに猫密度高いな。

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大きな袋のキャットフードを持ってきている用意のいい人も。

エサに夢中の猫たちは、手ぶらの私には見向きもしない。

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もうお腹がいっぱいになった子たちは、日陰で食後のお昼寝。

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この島のメス猫はスリムな美人さんが多い印象。

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エサ場の奥にも小路が続いているようなので、さらに猫がいないか少し散策することに。

島ならではののどかな風景。いいね、いいね。

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廃屋の前に小さなお地蔵さんが並んでる。

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高い堤防を見上げてみると、上から茶トラさんが覗き込んでた。

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エサ場よりも先には、あまり猫はいなかったけど、澄んだ美しい海を見ることができた。

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瀬戸内海というと工業地帯のイメージがあったので、海は汚れてるんじゃないかと思ってたんだけど、こんなにキレイなところもあったとは。

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島の猫は短毛のキジトラ・茶トラが多いんだけど、中には長毛の子も。

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石段の上でお休み。

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パステル三毛ちゃん。

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上品な女の子。

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島の風景と猫というのは良く似合う。

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もふもふの長毛キジトラくん。貫禄あるな。

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ぴんぴんのしっぽを立ててお散歩。

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ごろりと横になる三毛ちゃん。こちらもなかなかの美人さんですねー。

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丘の上へ続く石段があったので、登ってみる。

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ここにもたくさんのお地蔵さん。

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廃墟となった公民館のような建物。

かつてはこの小さな島にも800人以上が住んでいたそうだけど、現在の人口は十数人と過疎が進んでいるため、島のあちこちには廃屋や廃墟が点在しています。

猫好きだけでなく廃墟マニアにとっても魅力的な島かも。

 

丘の上には猫はいなかったので、エサ場の周辺に戻りることに。

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神社の手水をペロペロ飲んでた。

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古びたリヤカーの隣でごろり。

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船に乗り遅れると大変なので、ゆっくりと港の方へ戻ることに。

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睨み合う二匹。なにやら不穏な空気が。

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漁港の石段は猫たちのいい休憩場所。

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落ちそう。不安定じゃないの?

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可愛い子猫ちゃんもいた。

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島に来て約1時間。帰りの旅客船の出航時刻が近づいてきたので船着場へ戻ります。

うーん、もっと猫ちゃんを撮ったり遊んだりしたかったんだけどなぁ。

桟橋の端では1匹の茶トラさんが、乗客をチェックするかのようにお見送り。

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船が出航。おや?この子も見送りにきてくれたのかな?

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徐々に島の姿が小さくなっていく。

さようなら青島。猫ちゃんも島の人たちもいつまでもお元気で!

というわけで

「猫島」と呼ばれる島は日本にいくつかありますが、私が訪れたのはこの青島が初めて。

あまりにもたくさんの猫がいるので、たった1時間では物足りなかったのですが、それでも、ときに可愛くときに逞しい島猫たちの姿と島の風景にはすっかり魅了され、大満足の時間を過ごすことができました。

 

猫がたくさんいることで突然有名になった青島ですが、元々観光地でもなんでもなく、食堂も商店も宿泊施設もないため、観光客が訪れることによって島の人の利益には全くなりません。そのため、島民の中には観光客が来ることを歓迎しない人も少なくはないそうです。

青島行きの船に乗る前に注意事項の書かれた紙を渡されますが、「民家の敷地内には侵入しない」「ゴミは持ち帰る」「エサやりは決められた場所で」などの、マナーはしっかり守った上で、猫たちの可愛い姿を楽しみたいですね。

 

さて、次回は尾道鞆の浦で撮ってきた猫の写真を貼っていきたいと思います。

では、また。

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