瀬戸内・愛媛旅行で撮ってきた写真を貼っていくよ その3(伊予灘ものがたり、大洲、内子)
5月に瀬戸内・愛媛旅行に行ってきたのですが、そのときに撮ってきた写真のなかから、気に入ったものを数回に分けて貼っています。
今回の記事では、観光列車「伊予灘ものがたり」に乗って「伊予の小京都」と呼ばれる大洲を訪れたり、江戸から明治にかけての街並みが残る内子を散策したときの写真を掲載しています。
伊予灘ものがたり
ホームに入るとアンパンマン列車が停車していた。お、これは乗ってみたい。
松山駅と伊予大洲駅/八幡浜駅を結ぶ、観光列車「伊予灘ものがたり」。
今時の観光列車らしく、外観も内装もモダンクラシックな感じ。2両編成のうちの2号車は「黄金の章」と名付けられた、太陽と柑橘の色をイメージしたカラーリング。
伊予灘ものがたりには4つのコースがあるんだけど、今回は野菜を中心としたワンプレートの朝食をいただける「大洲編」に乗車。食事のクオリティは高く、列車の中でいただくという特別感もあいまって満足のいくものだった。
このときは停車時間も短いし人も多いし天気も悪いしで、いい写真を撮ることはできなかったんだけど、この3日後にまた車で訪れて、見事な夕景を撮ることができた。そのときの写真はまた別の記事に貼っていこうと思います。
1号車のほうは伊予灘に沈む夕陽をイメージした色で、「茜の章」と名付けられている。
海沿いを走っているときにはずっと曇っていたので、あまり車窓にレンズを向ける気にはならなかったんだけど、内陸部に入ったとたん晴れてきた。
約2時間で終点の伊予大洲駅に到着。
大洲
「伊予の小京都」と呼ばれる大洲の街をお散歩。
古い町家があちこちに残る趣のある街並み。
臥龍山荘
明治の豪商が桂離宮などを参考に建てたという臥龍山荘。さまざまな意匠を凝らした建築も、苔むした庭園も素晴らしい。
庭園はまるで京都の寺社のような風情がある。
庭に置かれたつくばいには花が飾られ、風流の極みを感じさせる。京都などと違って訪れる観光客も少なく、静かで落ち着いた雰囲気が保たれてるのもいい。
臥龍山荘の奥にある、川を見下ろす崖の上に建てられた不老庵。中に入って休むことができる。いいね、ここ気に入った。
ポコペン横丁
昭和の街並みを再現したようなポコペン横丁。
懐かしい遊具や看板などが飾られている。
大昔のマツダの車。調べてみたら、1960年代の製造されていたキャロルという車種らしい。
大洲城
大洲の街を見下ろす高台に建つ大洲城。
再建天守ではあるんだけど、そのへんの外観だけ似せたコンクリート造のなんちゃって天守とは違い、当時の往時の資料を参考に、木造で忠実に再現したものなんだとか。
天守の最上階からの眺め。山に囲まれた小さな街に、ゆったりと川が流れる風景ってのはいいよなー。
内子
八日市護国重要伝統的建造物群保存地区には、江戸から明治にかけて建てられた商家や町家が軒を連ね、往時の面影を今に伝えている。
同じ古い街並みでも、城下町の大洲とはまた違った雰囲気。
街並みは、思わずカメラを向けたくなるような、絵になるシーンで溢れている。
お店の窓から通りを眺める三毛猫ちゃん。
国の重要文化財に指定されている本芳我家住宅。
その庭園と立派な欅の木。
駐車場の近くにあった寺院の石段と山門。
内子座
大正5年に建てられた芝居小屋「内子座」。こちらも国の重要文化財。
枡席や回舞台、花道やすっぽんが備えられた立派なもので、現在でも歌舞伎などの公演が行われている。
からり吊橋
道の駅「内子フレッシュパークからり」にある吊り橋。結構揺れる。
というわけで
次回は松山の道後温泉や松山城、さらに大洲市肱川地区の山間にある秘湯、小藪温泉に行ったときの写真を貼っていこうと思います。
ではでは、また。