ロプログはてな支部

旅先で撮ってきた写真を貼っていくよ

暑いので冬の東北旅行で撮ってきた写真を貼ってくよ その2

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暑い日が続いているので、冬の東北旅行を思い出して涼を得ようという記事の続きです。

前回はフェリーで秋田に入り、角館で「火振りかまくら」を見たり、横手でかまくらを見たり、湯沢で「犬っこまつり」を見たりしたときの様子をお伝えしてきました。

今回は、鳴子温泉郷で湯巡りしたり、憧れの銀山温泉に行ったときの写真を貼っていこうと思います。

 2月16日(5日目)

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「道の駅おがち小町の郷」で見つけた

ババヘラミルキーなんてあるのかw

 

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秋の宮温泉郷の「鷹の湯温泉」で日帰り入浴

この内湯の秘湯的雰囲気がたまらない

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露天風呂の環境も素晴らしい

お湯は食塩泉なので、湯上がりもぽかぽか

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雪をかき分けた先にある野趣満点の混浴露天風呂

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クルマ雪に埋まっとるー

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秋田と宮城の県境を越えて鳴子方面へ

鳴子ダム。日本人技術者のみの手による初のアーチ式ダムなんだとか

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雪に囲まれたダム湖も美しい

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ダムカード貰ってきた

放水してるときにも見てみたいなー

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鳴子の温泉街にある洋食店「銀の匙」でチキンカツ定食をいただく

ボリュームあって、ジューシーで美味しい

こういう店、近所に欲しい

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この日の宿、東鳴子温泉の「旅館大沼」へ

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部屋はシンプルな和室

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この宿には8ヶ所も浴室があるんだけど、まずは離れにある貸切露天風呂へ

貸切湯にしては広めで、趣も泉質も素晴らしい!

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壁に天女の描かれた大浴場

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別館の4階にある貸切湯

一つの宿の中で湯巡りできるってのはいいねー

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夕食は「一汁三菜プラン」ってのにしたので、素朴だけど身体に優しそうな感じの品々

動物性のものが全くなくて、まるで精進料理のよう

最近はありきたりの旅館料理よりも、こういった品揃えのほうがいいと感じるようになってきた

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寝る前に温泉を湯たんぽに入れてくれるというありがた嬉しいサービスも

2月17日(6日目)

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朝食もヘルシーな品々が並ぶ

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宮城の宿といったらしそ巻きだよな!

これでごはん何杯でもいけちゃいそう

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この日は鳴子温泉郷で湯巡り

まずは鳴子温泉の「東多賀の湯」へ

浴槽も床も木造りの雰囲気のいい浴室

お湯は白濁した硫黄泉が、ざぶざぶと掛け流しになってる

これぞまさに正しい温泉!といった風情だね

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ケロリン桶の元の色がわからなくなるくらい、温泉成分が付着してる

すごいね、この成分の濃さ

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鳴子は電話ボックスにもこけし

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続いて訪れたのが、東鳴子温泉の「いさぜん旅館」

混浴の内湯では、鉄鉱泉と珍しい炭酸泉の二種類のお湯を楽しめる

炭酸泉は肌に泡が付き、ふわふわとした独特の肌触り

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この宿からは激しい猛虎魂を感じる

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浴室にまで溢れる猛虎魂

六甲おろし」が頭のなかに流れてきそうな勢い

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宿の外にいた野良猫さん

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宿の中でカリカリを食べる飼い猫さん

こんなところにまで格差社会が!

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次に訪れたのは、鳴子温泉の「旅館すがわら」

ここのお湯はとてもキレイなコバルトブルーときいて来てみたんだけど

日によって色が違うらしく、この日は薄いグレーだった

むー、残念

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露天風呂のお湯も透明だった

でも、美肌成分のメタケイ酸が500mg/kgと多く含まれていて

肌触りもすべすべのいいお湯でした

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鳴子名物の栗だんごを、発祥の店「深瀬」でいただく

前は持ち帰って食べたんだけど、やっぱりあったかいほうが断然美味しい

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あんまりデラックスには見えない

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温泉付きアパートって羨ましすぎる

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この日の宿は川渡温泉の「山ふところの宿 みやま」

茅葺屋根の主屋は、国の登録有形文化財になってる

この建物に泊まれるわけじゃないけど

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部屋は落ち着いた雰囲気の和室

とても居心地がいい

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さらに川渡温泉の「藤島旅館」に入りにいく

渋すぎる外観にシビれるわー

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ロビーにサンドバッグが設置されてる温泉宿って初めて見たわw

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お湯は重曹と芒硝を含む硫黄泉で、美しい鶯色の濁り湯

おー、いいねいいねー、この色

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宿の夕食

昨日の「大沼」と同じく、素朴な品揃えで派手さはないんだけど、しみじみと美味しい

高級旅館の贅を尽くした料理もいいけど、こういう優しい田舎料理も

ありがたく感じるようになってきた

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宿のお風呂は内湯が一つあるだけのシンプルなもの

木のいい香りに満たされている

お湯は弱アルカリ性単純温泉だけど、お湯はもう黒に近いほどの色濃さ

湯温は低めでゆっくりと入っていられるのがいいね

はー、よきかなー

2月18日(7日目)

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宿の朝食。笹かま、しそ巻きといった郷土の味覚に温泉卵

そうそう、こういうのがいいんよ、温泉宿の朝ごはんは

わかってるなー

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そして温玉ごはんっ!

やっぱ温泉の朝食には温泉卵がないとねー

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オサレモダンなパブリックスペース

いい感じなんだけど、暖房入ってなかったので、寒くてとても長居できなかった

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宿をチェックアウトし、中山平温泉の「しんとろの湯」へ

施設自体はどうってことないんだけど、絶品なのがそのお湯

pH9.4の高いアルカリ性で、重曹分や美肌成分のメタケイ酸もたっぷり含んでいて

とろっとろの湯ざわり

これは素晴らしい!

 

鳴子温泉郷だけで、白・黒・グレー・緑・透明といろんな色のお湯に入ってきた

泉質の多様性鳴子温泉郷の魅力だよね

全部で11ある泉質のうち9種類が湧いているんだとか

これだけバラエティに富んだお湯が楽しめる温泉地は、ここと別府くらいかなー

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山形県に入り、憧れの温泉地、銀山温泉

温泉街にクルマは入ることができないので駐車場から歩いてく

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足湯があった

だれも入ってなかったけど

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うおおー、これこれ!

川の両側に大正から昭和初期にかけて建てられた豪壮な木造建築が立ち並ぶ

まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気

この光景が見たかったんよー

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その中でもひときわ目を引く重厚な建物が、この日のお宿「能登屋旅館」

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なんという威厳ある佇まい

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と、思ったら、外観とは違って中は普通の近代的な感じ

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通りに面してるほうは、まずまずの雰囲気

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部屋は温泉街に面した二間続きの和室で、歴史を感じさせる落ち着いた空気

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もちろん広縁もあるよ

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窓からは温泉街を眺めることができる

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一休みしたところで温泉街を散策

泊まってる「能登屋旅館」以外にも、豪壮な建物がいくつも並んでる

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「古勢起屋別館」

この建物もカッコいい

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温泉街にあった店で、人気だというカレーパンをもぐもぐ

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名物の立ち食い豆腐

おお、ふわとろで美味い

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宿で無料券を貰って、共同浴場「しろがね湯」に入ることに

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変わった形の内湯で、お湯はほのかに硫化水素臭のする含芒硝-食塩泉

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宿に戻って温泉に入る

浴場はさらに新しくてピカピカ

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檜の露天風呂

新しすぎて、歴史ある宿にしては趣にやや欠けるのが残念

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夕暮れ時に、さらに温泉街をお散歩

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宿に明かりが灯っていい雰囲気になってきた

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傘を差す浴衣姿の男子4人組

いいねー、絵になるよー

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日が暮れて温泉街にガス灯が灯ると、ますます情緒的な雰囲気に

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宿の夕食

鯉の甘露煮とか鴨ローストとか滝川豆腐とか鯉の洗いとかエイの煮付けとか

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尾花沢牛と庄内豚のしゃぶしゃぶ

高い肉はうめえなあ

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自然薯蕎麦

やっぱり山形といったら蕎麦だね

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鱈どんがら汁。嬉しいことに白子まで入ってるー

歴史ある名建築の宿ってことで、正直食事は期待してなかったんだけど

想像以上に美味しくて満足

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部屋から眺める夜の温泉街

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夕食後にまたまた温泉街に出ることに

この他にはない雰囲気はたっぷりと味わっとかないとね

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これまでに日本各地の温泉街を歩いてきたけれど

風情ではこの銀山温泉が一番だなぁ

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貸切の洞窟風呂

こちらのお湯には白い湯の花がたくさん舞ってる

2月19日(8日目)

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宿の朝ごはん

品揃えが多く、ウグイの唐揚げや「かのか」というキノコなど

ちょっと珍しいものが出るのが嬉しい

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この旅行2度目の温玉ごはん!

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温泉街で買ってきたスイカサイダーとさくらんぼサイダー

この手のご当地サイダーは、ほとんど美味しかった試しがないんだけど

ついつい買ってしまう

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宿をチェックアウト。荷物を預かってもらって、もうちょっと温泉街を散策

宿泊した「能登屋旅館」を正面から見上げてみる

手前には赤い欄干の橋がかかり、「千と千尋の神隠し」の湯屋を思わせるような風情

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鮮やかな鏝(コテ)絵が見事な「古山閣」

こっちも「能登屋旅館」劣らない貫禄

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温泉街の奥にある白銀の滝

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今年は雪が少なめだったらしい

もっと積もってたら、さらにいい雰囲気だったかも

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さようなら銀山温泉

絶対また来るよー

 さらに続きます!

冬の東北旅行、この後も蔵王温泉に泊まったり、樹氷を見たり、かみのやま温泉に泊まったりと、まだまだ続くので、この記事も「その3」に続きます!